パリにいた時によく海外から聞こえてきました。 なぜ多くのパリジェンヌは痩せているのか？
パリといえばバゲットにバター、料理にもバターがたくさん使われているイメージがあります。ある星付きのレストランのピュレはじゃがいもと同じ量のバターを使うそうです。おいしそーですが知りたく無いですよね。食べるのが怖い！！
そんな感じでバターみたいな太りそうな食材をよく摂取しているのに、なぜだろうと疑問があるようです。そんな疑問に私がお答えします。(あくまでも私の考えですが…)
まず第一に、パリの交通手段はメトロかバスです。
パリ市内に住んでいれば大体メトロまで徒歩圏内です。そして、ほぼ必ず乗り換えなければなりません。それが１回なのか２〜３回なのか…駅によるのですが、一回の移動に約５分から１０分は少なくともかかり、階段も凄く多く歩き続けなければなりません。(階段のないメトロは見た事ないです！あり得ない！)
ですので、学校に行ったり仕事に行ったり、ほぼ毎日メトロを使用するんです。そして段々と移動も早足になるんです。もー臭いし汚いし長居したいとは思わないですよ。そして目的の駅まで着き、またそこから本当の目的地まで徒歩です。大体５分から１０分歩きますね。
大体皆さんこんな感じです。バスよりもメトロを使う方が多いと思います。理由は、バス１本で行ける所ならいいですが、大体乗り換えが必要なんです。そうすると乗り換えのバス停がすぐ近くになかったり、探さなければいけなかったり、バスの案内も丁寧ではないのでよく分からなく、バス用のパンフレットも手に入れなければ分かり辛いです、結構複雑です…というよりめんどくさい？
そしてメトロの一駅は歩ける距離なんです。ですので近場であれば、歩いてしまったり、ストがあってメトロが動かなかったり、工事もよくしているので、目的の駅が使用できなかったり、乗換の駅で乗り換えが出来なかったり、パリは本当にめんどくさい事が多いんですね。そうなると、もう歩くしかないという感じで歩きます。住んでいるアパートもエレベーターがついている所も多くなってますが、まだまだない所がおおいです。となるともちろん階段を歩きます。結構大変です。大体古くて狭くて、螺旋状も多いです。体力要ります！もし高い所に住んでいて、洗濯機が無いアパートとか(よくあります)1〜2週間の洗濯物をランドリーに持って行かなくてはならなく、またそれを持って部屋まで上がらなければならないです。買い物もそうです。重い荷物を持って上がらなければならないです。
パリに住むって結構シビアなんです。物凄いお金持ちであればそんな心配はないでしょうが、大体のパリジェンヌ又はパリに住んでいる人達はエレベーターの無い上の方に住んでいたり、タクシーも滅多に使わないし、アパートもメトロから距離があったりと、とにかく歩く歩く。痩せる要素しかないんです。
結論として、パリジェンヌは優雅に見えますが実態はこうです！少しでも安いアパートを借り、階段を上り下りし、問題も山積みでストレスもおおく、メトロで通勤し、とにかく歩く。あ・る・く。。。痩せます。
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