フランス人のむかつく言葉や態度【対処法】

ヨーロッパ

私が言われて一番ムカつく言葉

フランスに住み始めた頃は、まだまだフランス語もまともに話せないし、文化、習慣もあまり気にならないと思います。でも月日が流れ生活に慣れだんだんと話せる様になってくると、細かい事が沸々とむかついてきます・・・

もちろん文化が違うのだから。何も言わず我慢はするのですが、はっきりと言って、それは理解不能と言う事がしょっ中です!その中でも一番ムカつく言葉が

C’est pas grave!

セ・パ・グラーブ!

状況により多少ニュアンスは変わりますが、大まかな意味は、大丈夫だよ。気にしないで。大した事じゃないよ。と言う感じです。

フランス人は頻繁にこの言葉を使います。

私も最初はそれ程気にしていなかったのですが、状況によって、はぁ〜⤴︎?と思う事が頻繁にあり、この言葉嫌いになりました。

なぜムカつく?

なぜかと言うと・・・わかりやすい例を挙げます。

ある人が私の家にいて、私のコップを割りました。その人は、ひと言目に『セ・パ・グラーブ!』といい2〜3度その言葉を繰り返しました。その後に続く謝罪の言葉すらないです。

そして最後に、『ガラスは割れるものだからね。』と言い放ちます。

『・・・。』私は続く言葉もありません。

もう一つの例は、

自宅でパーティーをしていて、乾杯後にある人が自分自身とソファーにビールを結構こぼしました。

ひと言目に『セ・パ・グラーブ!』タオルで自分とソファーを拭き、最後に『ほら、何でもない』、『私も濡れたけど、気にしないで大丈夫よ』と・・・えっ謝罪ないの?

私のソファー、シミになったらどうしてくれる??

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これが文化の違い?

色々あるのですが、わかりやすいと思われる例を2点挙げましたが、どう思われます?

私達、日本人からすると、とにかくまず謝罪や反省が先に来ませんか?人の何かを壊してしまった、傷付けてしまった、汚してしまったなど・・・自分のものでは無いのに故意ではないが壊してしまった。まずその持ち主なりに申し訳ないと言う気持ちが湧きます。

でもフランス人の場合、

まずガラスは割れやすい→割れる事があっても当然だと言う思いがある。そして、彼らが言う『セ・パ・グラーブ』は自分自身に向けて、ガラスが割れたけど、私は怪我していないから大丈夫よ、心配しないで。と言う意味です。根本的に考え方が違います。

そして、私の私有物に対しては、ガラスは割れるものだから仕方ないじゃない(話しても無駄)と言う様な感じです。もっと言うなら、じゃぁ割れないものを用意しておくのね!と言うような感じになりかねません。極端に言うならば、ガラスを使用している私が悪い。です・・・

ふぅ〜文化が違うと正直疲れます。

ソファーについても同じ様な感じです。自分の不注意でこぼした。だけど起きてしまった事は変えようが無い、そして、自分が濡れてソファーも濡れた。私、濡れてしまったけどしょうがない。心配しないで。そしてソファーも濡れたけど何か?乾くわよ!事実は変えられない、残念ね。私にどうしろというの?ソファーを買い換えればいいの?初めから、水が弾く素材にするべきだったわね!そんな事は忘れて今を楽しんだ方がいいんじゃない?と言う感じです。

こちらの場合も最後には私が悪い事にされかねません・・

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まとめ【対処法】

このように、文化が違うと簡単に言いますが、自分がその違う文化の中にいると、困惑する事が多すぎ、理解ができません。日本人は適応能力に優れている方だと思うのですが、正直きつい!イライラしたり、頭にきます。

対処法としては、諦めるしかないと言う事です・・・彼らはその考えが正しいと思っている。

コップにしても、割れないものを用意する、見栄えが悪いから嫌だと言うなら、そのリスクを考えた上で、そうなっても仕方がないと理解した上で行動する。

ソファーも汚されるリスクを考えて購入するのか、人を招待しないと決めるのか・・・

家の中は靴を脱いで下さいね。とお願いし、それに答えてくれるんですが、靴を履く時にわざわざリビングに持ってきて、ソファーに座り話しながら靴を履く人ほとんどです。そして家の中を歩き玄関に行き帰る・・・私からすると頭悪いの?と言う感じに思う、だったら靴脱いでって言わないよ!みたいな・・・でもそれが彼らは理解できない!

日本の風習だからそれを理解できないのも仕方ない、それが嫌であれば、家に人を呼ばないと言う事になります。

そこの文化を受け入れるしかないと言う事ですね。

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