フランス人の長いクリスマスパーティーとは?その実態と招待された時知っておいた方が良い事

ヨーロッパ

日本とフランスのクリスマスの違い

クリスマスと言えば日本では、恋人達が一緒に過ごす日と通常なってますが、フランスやヨーロッパ方面ではその様な習慣は全くなく、家族の集まりの日となっています。

日本での恋人達の時間を説明すると、『はぁ〜なんで?』という感じになり、友達同士のパーティーや家族でのパーティーはよくKFCを食べて、当日はKFCもチキンの受け取りは予約制でもあると告げると、『信じられん!』とよく言われます。

フランス、ヨーロッパではクリスマス時期はめちゃくちゃ忙しい!家のデコレーションやら、プレゼントの買い出し、クリスマスディナーのプランや何やら。

夫の母の家では季節ごとに玄関内のデコレーションを変えるのですが、それが大変で!約2〜3畳のスペースをデコレーションプレイスにしていて、大きな木を中心にとんでもない数の小物を飾っていきます・・・。そしてもちろん別にクリスマスツリーがあります・・・。外も電気系統の飾りをして・・・。

ヨーロッパのクリスマスは雰囲気が良くて嬉しい!という気持ちもあるでしょうがそれよりも、家族の関係、そして準備に大変だ!という感じが多いと思います。

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主な料理や雰囲気

まず、雰囲気ですが、見栄を張りたがります。主に女性側のバトルになります。私達はこんなに裕福で素晴らしいという事を見せびらかしたい感じです。

テーブルのセッティングは完璧で、雰囲気の出る蝋燭、テーブルに散りばめられたスパンコールやその他のキラキラする物、ナフキンなど毎年変わります。

少ない家族や遠方に住んでいれば良いでしょうが、大体少なくとも10人から20人ぐらいの家族が集まると思っていた方が良いと思います。その中に家族の友達がちらほらいる事もあります。(家族が居ない方や、遠方に家族が住んでいる場合など)

家庭にもよると思いますが、夫の実家のパーティーは大体13時ごろから始まります。13時と言っていますが大体集まるのは14時ごろになります。それからポツポツとアペリティフが始まります。

食前酒や、ワインをおつまみと共に喋り出します。まずはナッツや、テリーヌ生ハムなど軽く始まります。この時はまだきちんと席につかず立っていたり、ソファに座ったり自由にしています。

そして全員が揃うと、席につき、生牡蠣や(こっちでは一人10〜15個ぐらい食べます)スモークサーモン等をまず食べ、それからフォアグラを食べます。

後は、ホタテのソテーだとか、海老のカクテルだとか色々出てきます。この時点でもう結構、時間が経っていて、メインが出てくるのが大体20時〜21時前後ぐらいだと思います。

メインはターキーやカモが一般的かも知れませんが、夫の実家ではよく仔羊が出されていました。仔羊のモモのオーブン煮込みが定番で、後は事前に何が食べたいかを聞かれ、最終的に義母がメニューを決めます。

シュークルートが食べたいとリクエストし、出てきた時もあります。

ここら辺でプレゼント交換みたいなのが行われ、フロマージュも5〜10種類ぐらい出てきて、

そして、22時〜23時頃にシャンパンとケーキ食後酒又はコーヒーで大体お開きが24時ぐらいです。

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クリスマスに呼ばれたら【心構え】

初めてクリスマスにお呼ばれをされたら、嬉しいでしょうが知っておいた方が良い事もあります。

まずプレゼントは用意して行った方が良いです家族ごとに用意した方が良いです。もし、来られる人達の情報がなければ、そのお家の方にワインかシャンパンとプレゼントを持って行った方が良いです。

あとテーブルのデコレーションなどを褒める事

そして、はっきり言って、疲れます。とても長くて飽きてしまいます。ですので、アルコールの摂取もゆっくりとし、気を使いすぎない。ずっとにこやかにしている必要はないです。

まとめ

私も最初の方はお呼ばれして嬉しかったりしたのですが、だんだん言葉がわかってくると、結構きついです。家族内の問題を話したり、喧嘩し始めたり結構気を使います。

食事も、プロテインのオンパレードです。そして結構重い料理が多い。お腹もパンパンになりますが、食べないとこれまた面倒な感じです。

とにかく長い食事と、フランス人のおしゃべりに疲れないように気をつけてください。

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